個別分析:スターミー

育成論書くのは久しぶりです
スターミー
タイプ:水・エスパー
特性:自然回復(引っ込むと状態異常が治る)
   発光(対戦では何の役にも立たない特性なので基本的に上)
種族値:H60 A75 B85 C100 D85 S115

【軽い考察】
特筆すべきは特性と頭一つ抜けた素早さ、恵まれたタイプとウェポン

ゴウカザルガブリアスボーマンダ、ゲンガーなどのATよりも早い素早さを持ちCも一応はあるため怠慢性能はなかなかに高く、エースとしての運用が望ましい
さらに特性の自然回復によって主に麻痺等の状態異常にかかってもダメージは少なく、状態異常からの復帰が早いのもエースとしての性能を高めている
しかしCの100という値は実際余り高くない、寧ろエースとして運用するには不足しているほど
ですがこのポケモンはウェポンにも恵まれていて、一致120技であるハイドロポンプをメインウェポンに添えることによってまあまあな火力が出る(それでも不足していることには変わりないのでアイテムによる火力補強はほぼ必須といっていいでしょう)

また、スターミーはエースでありながら役割を持つことが出来る
シャワーズミロカロススイクンなどのぬるい水に対してはこいつの低い耐久でも後出しが効きます
更に10万ボルトを有しているので迅速な役割遂行が可能

【具体的な考察】
すでに上の文である程度結論を出していますが
基本的に努力値はCSに回しエースとしての運用になります(軽い水流しは可能)
更にこれも上に書いてありますがメインウェポンのハイドロポンプ、役割遂行の為の10万ボルト、火力補強アイテムはほぼ必須
残りの技スペースにはいくつか候補があります
上から優先順位準に書くなら
冷凍ビーム:竜や草に役割を与えないために準必須級な技、単純な範囲拡張になる
自己再生:水への後出しや珠ダメージからの役割復帰の為の技
決定力を呼び込まないところも優秀
(眼鏡の場合)トリック:カビゴンにわたしたりとか、序盤に手放すとこいつ自体の動きが微妙になるので注意
なんかこの技なしでもカビは突破できるらしい
サイコキネシス:単純な範囲拡張、といってもこの技が上野技より刺さるのはロズレイドフシギバナユキノオー、ルンパッパ、ランターン、格闘程度、格闘はハイドロで倒せるのも結構いる
あやしい光:これも殴った方が強い、カビゴンに刺さる程度
草結び:ラグラージを一撃で倒せるようになる程度、後ヌオーとか
水への遂行技としてはシャワにも刺さる10万の方が全然優秀
めざパ炎:ハッサムユキノオーがターゲット、同速対決で必ず負けるのはちょっとなあ、といった感じ

vsスターミー

相手にすると意外とかなりきついです、かなり早いうえに上のようにウェポンがかなり広範囲なので気づいたら全員確定圏内、なんてこともある
決定力に傾いたパーティを使うと、耐久はさほど高くないので釘付けをするのはさほど難しくないですが前述の通りシャワミロ辺りに簡単に出しにいけます
後は死に出しも考慮していないときつかったり
こいつを安定して流せるのはそれこそハピナスカビゴン程度(ユキノオー、ルンパッパ、ランターン等でも構成によっては流しが効く)
後はこいつより早ければ基本的に出されることはない、プテラとかサンダースとか
ただ勿論そんな早い奴ばかりでパーティが組めるわけがないですがね
まあ結局物理はほぼ100%有り得ないので壁を張っておけばハッサム程度で安定する
こうみるとなかなか厄介なポケモンですよね、意外と